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ブックオフ・・・まさかの赤字転落!先行投資が重荷に! 「中古家電」の先行投資でつまづく [国内]

2016.04.04

ブックオフコーポレーションが初の赤字になった。

中古本販売チェーンという新業態を日本に定着させるなど、一世を風靡した古本屋の雄だ。

ここまで好調を続けていたにも関わらず、2016年3月期に営業利益で1.5億円の赤字に陥ることになったのだ。営業赤字となるのは、2004年の上場以来、初めてのことだ

ブックオフは、主力商材である中古本の市場が縮小を続ける中、「本」のブックオフから「何でもリユース」のブックオフへと転換する移行期にある。

期初計画では、中古家電買い取りのためのパートやアルバイトなど人員増強、業態転換の認知度向上のためのテレビCMといった先行投資を計画し着実に実行している。

営業利益は2015年3月期の11.2億円から今期は5億円に減少すると見込んでいた。が、収益の悪化度合いは、予想を超える額となってしまった。

売り上げ自体は健闘している。

主力の中古本やソフトメディアは、商品別の需給バランスを反映した値付けの導入や、「ヤフオク!」への出品効果で好調。期初計画の750億円を20億円上回る770億円となる見込みだ。


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しかし、費用面では人員確保を前倒しで進めたため、期初計画に比べ人員増強費が増えたほか、オンライン出品に伴う費用、新規事業の総合買い取り「ハグオール」の先行投資負担が発生した。これら先行投資が売り上げ増でもカバーしきれなかったという分けだ。

先行投資分を回収しきれずに赤字になるのは仕方が無い。

だが、問題もある。「何でもリユース」への業態転換のカギとなる中古家電の買い取りが、計画どおり進んでいないことだ。

中古家電市場には、ハードオフコーポレーション、トレジャー・ファクトリーなど、先発組が存在しているにもかかわらず、ブックオフが中古家電に狙いを定めたのは、市場規模が大きく成長率が高いことに加え、後発でも「中古本という集客力がある商材を持つ強みが生きる」(松下展千社長)と判断したためだ。

2015年に策定した中期計画では、2017年3月期には買い取った中古家電の販売によって増収を達成し、販売管理費の増加を吸収。営業利益30億円へV字回復を果たす、という展望を描いていた。

そのため今期は人員増強とともに、中古家電の陳列棚を整備。

併せて、商品の型番を入力すると査定金額が出力される、中古家電査定システムの導入を進めてきた。



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12月には直営店全店に陳列棚と査定システムの導入を終え、今年1月にはテレビCMも放映したが、2月の買い取り金額は1.2億円にとどまっている。

店舗の再編・集約という課題もある。

ハードオフなど先発組が郊外を中心に中古家電の陳列に適した大型店を展開しているのに対し、ブックオフの直営店の大半は中古家電を販売するのに十分なスペースがない。

中古本やソフトメディア、アパレル、スポーツ用品、ブランド品、楽器、生活雑貨までを扱う「ブックオフ&スーパーバザー」の出店を進めているが、まだ直営店全店の1割弱にすぎないという。

今後は、ブックオフ店を中古家電の販売も可能なように移転・増床するか、移転が困難な場合は中古家電の買い取り機能だけに特化させるなど、スクラップ・アンド・ビルドを進めていく予定だ。

ブックオフの苦難は暫く続きそうだ。




ヤモリの気まぐれ情報局



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